お伺いさせて頂いたお宅の屋根はスレート屋根、外壁はサイディングとなっております。
早速ですが診断時の写真がこちらになります。
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朝霞市浜崎にて屋根、外壁の調査診断に行って来ました
朝霞市浜崎にて屋根、外壁の調査診断に行って来ました。
まずこちらが伺ったお家の写真になります。
こちらは下屋根部分の瓦表面を撮影した写真になります。
瓦に大きくヒビが入ってしまっています。
冬場に水分を含んだ瓦が凍結し、夏場、暖かい時期になり急激に乾燥したことが原因だと考えられます。
水分を吸収しているため周りにコケの発生も見られますね。
コケが更に劣化を進行させますので、高圧洗浄等でコケをしっかり落としてからの塗装が必要です。
こちらも瓦にコケの繁殖が確認できました。
こちらは確認したコケを10倍スコープで撮影したものです。
こちらは屋根を撮影した写真なのですが、瓦の塗膜に退色が見受けられます。
紫外線などの影響で塗料に含まれる顔料が劣化して退色している状態なので、防水機能が著しく低下しているサインとなります。
こちらの写真もコケの繁殖を写したものになります。
軒樋の中にも繁殖してしまっている状態です。
こちらは軒樋を撮影した写真になります。
曲がってしまっているのがお分かり頂けるかと思いますが、これは雪などの重みで曲がってしまったと考えられます。
そういった場合、火災保険の雪災などが利用できる場合があります。
こちらの写真は、その曲がってしまった樋を下から撮影したものです。
こちらの写真は外壁表面を撮影したものになります。
スケールをあてて横ヒビの長さを計測しました。
約270mmの横ヒビとなっております。
横ヒビは雨などを面で受けてしまうので雨漏りの危険性がとても高いため、早めの処置が必要です。
こちらは化粧板を撮影した写真になります。
かなり塗膜の剥離が見られます。
旧塗膜をしっかりと剥がしてからの塗装が必要です。
こちらはサッシ周りシーリング部分を撮影した写真です。
劣化により大きく隙間が空いてしまっています。
雨水浸入が懸念されますので打ち替えを提案させて頂きました。
こちらは外壁表面の大きな横ヒビをクラックスケールにて計測した写真です。
0.3mmを超えるヒビは構造クラックと呼ばれ酷い場合には内部を痛め、大がかりな補修工事が必要となってしまいます。
こちらの場合0.5mm程の構造クラックですので早急な補修後の塗装による保護が望ましいですね。
以上が、今回の朝霞市浜崎での建物診断の写真になります。
屋根、外壁共に大きなヒビが見受けられた為、しっかりと補修してからの塗装が必要です。
こちらのお宅の軒樋は大きく曲がってしまっているため塗装ではなく交換をオススメさせてもらっております。
それでは今回は以上です。
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